運用改善 / 21分で読めます
ホームページ自作のデメリットは?公開後に困りやすい5つの点
ホームページ自作のデメリットを、公開前の作りやすさではなく、公開後の更新、表示、集客、セキュリティの観点から解説します。
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本文、見出し、掲載情報、導線を見直しました。
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目次
結論:作ること自体より、公開後に直し続けられるかが難点です
ホームページを自作すると、初期費用を抑えやすく、公開スピードも上げやすくなります。小さく始めたい個人事業主や中小企業には魅力的です。
検索1位の記事では、事業サイトの役割、自作・フリーランス・制作会社の比較、維持費、費用を抑える方法、制作の流れまで扱っています。本記事も同じ判断領域を押さえますが、文章や金額例はコピーせず、公開後の運用責任を中心に独自に再構成します。更新が止まる、検索で見つかりにくい、スマホ表示が崩れる、フォームやセキュリティ対応を後回しにするといった問題は、自作サイトで起こりやすい失敗です。
自作が向いているかは、「作れるか」ではなく「半年後も自分で直せるか」で判断する方が現実的です。
事業用ホームページが担う3つの役割
1. 会社や事業の公式情報を示す
顧客、取引先、採用候補者は、会社名やサービス名で検索し、所在地、事業内容、料金、実績、連絡先を確認します。SNSや地図サービスだけでは情報が分散するため、自社で管理する公式情報の受け皿があると説明を揃えやすくなります。
2. 営業前の疑問に答える
対象顧客、対応範囲、料金の考え方、依頼の流れ、よくある質問を掲載すれば、問い合わせ前に適合を判断してもらえます。見た目だけでなく、営業担当が繰り返し説明する内容をページにすることが重要です。
3. 事業の目的を整理する
誰に何を提供し、何を強みとして、どの行動を増やすか決めないとページ構成は作れません。自作でも外注でも、目的と対象を言葉にする作業は発注者側に残ります。ここが曖昧なまま制作方法だけ選ぶと、完成しても使い道が分からなくなります。
ホームページ自作の注意点整理表
| 論点 | 確認したいこと | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 公開前 | 原稿、写真、ドメイン設定を自分で進められるか | 初期準備で止まるなら支援が必要 |
| 公開後 | 更新、保守、フォーム確認を続けられるか | 運用が止まりやすいなら外注も検討 |
| 引き継ぎ | 他人へ渡せる構造か | 権限や更新手順が曖昧なら後で詰まりやすい |
自作のメリット
初期の外注費を抑えやすい
テンプレートやノーコードサービスを利用すれば、制作会社への初期発注を減らせます。ただし、担当者の作業時間、撮影、文章、独自ドメイン、有料プラン、外部機能は費用として残ります。「無料」は現金支出が少ないという意味で、社内工数がゼロという意味ではありません。
小さく早く公開できる
会社概要、サービス、連絡先だけをまず公開し、顧客の質問に合わせて追加できます。承認者が少なければ変更も速くなります。最初から多数の機能を入れず、目的に必要な最小構成へ絞る場合に向きます。
自分で内容を変更できる
営業時間、実績、写真、よくある質問をすぐ反映できます。制作会社への依頼待ちがありません。一方、担当者しか操作できない状態にすると退職や繁忙で止まるため、手順書と代理担当を用意します。
自作・フリーランス・制作会社を比較する
| 比較軸 | 自作 | フリーランス | 制作会社 |
|---|---|---|---|
| 初期の現金支出 | 抑えやすい | 個別条件 | 範囲に応じる |
| 社内作業時間 | 多い | 分担 | 比較的減らせる |
| 品質 | 担当者の経験次第 | 得意分野次第 | チーム・工程次第 |
| 柔軟性 | ツール範囲内 | 相談しやすい場合あり | 契約・体制による |
| 担当不在時 | 自社で代替 | 代替体制を確認 | チームなら代替可能 |
| 公開後の支援 | 自社責任 | 契約による | 保守契約による |
| 引き継ぎ | サービス仕様次第 | 納品物を確認 | 契約で確認 |
制作会社なら必ず成果が出る、自作なら必ず安い、という関係ではありません。目的、必要機能、公開期限、社内時間、運用期間を揃えて比較します。一部だけ専門家へ依頼する方法もあります。たとえば構成とデザインは依頼し、日常更新は自社で行う分担です。
自作でも発生するランニングコスト
- 独自ドメインの更新料
- サーバーまたは作成サービスの利用料
- 有料テンプレート、アプリ、プラグイン
- 予約、決済、メール配信など外部サービス
- 写真、素材、フォントの利用料
- バックアップ、監視、セキュリティ
- 担当者の更新・確認・学習時間
月額だけでなく、契約更新時の価格、従量課金、解約後にデータを取得できるかを確認します。無料プランでは独自ドメイン、広告非表示、解析、フォーム件数、容量などが制限される場合があります。
現在の上位記事で扱われる主な論点を、公開後の判断へつなげると次の5つに整理できます。
現在の上位記事では、次の論点がよく挙がっています。
- 制作費を抑えられる
- 自分のペースで更新できる
- デザインの自由度に限界がある
- 学習時間がかかる
事業用サイトでは、表示速度、検索での見え方、脆弱性対応、問い合わせ導線の改善まで含めて考えないと、公開後に成果へつながりにくくなります。
自作で困りやすい5つの点
1. 作ったあとに更新が止まりやすい
公開までは頑張れても、営業時間変更、実績追加、料金改定を続けられず、情報が古くなりやすい点は大きなデメリットです。
2. スマホやページ表示の確認が甘くなりやすい
自分の端末では見えていても、他の端末や回線で崩れることがあります。Google 検索セントラルでもページ エクスペリエンスは検索ユーザーにとって重要な観点として整理されています。自作では内容の更新に意識が寄り、表示品質の確認が後回しになりやすいです。

出典画像: Google 検索セントラル「ページ エクスペリエンス」の参照箇所(2026年7月12日取得)
3. 問い合わせ導線が自己判断になりやすい
自作では、見た目を整えることに集中しやすく、問い合わせボタンの位置、必要情報、返信導線の設計が曖昧になりがちです。結果として、アクセスがあっても相談につながらないことがあります。
4. セキュリティ対応を後回しにしやすい
フォーム、CMS、プラグイン、画像アップロードなどを使う場合、運用上の安全確認が必要です。IPA の「安全なウェブサイトの作り方」は、脆弱性と対策を体系的に整理しています。自作でも事業用サイトである以上、公開後の更新や確認は避けられません。

出典画像: IPA「安全なウェブサイトの作り方」の参照箇所(2026年7月10日取得)
5. 困ったときの引き継ぎ先がない
途中で外注したくなっても、使っているサービス、ドメイン、画像素材、フォーム設定、解析タグの所在が整理されていないと引き継ぎに手間がかかります。
JPRSは、JPドメインの管理指定事業者を変更する手続きと、認証コードや意思確認が必要となる場合を案内しています。自作を始める時点から、契約名義、登録メール、認証コードの確認経路を自社で把握しておけば、サービス変更や外注時に止まりにくくなります。

出典画像: JPRS「ドメイン名の管理指定事業者の変更」の参照箇所(2026年7月18日取得)
自作するときの7ステップ
1. 目的と成果地点を一つ決める
会社情報の確認、問い合わせ、予約、採用など、最初に増やす行動を決めます。目的が複数ある場合も、ページごとの主目的を一つにします。
2. 必要ページを書き出す
トップ、サービス、料金、実績、会社概要、FAQ、問い合わせ、方針ページを仮置きします。最初から完璧にせず、顧客が判断するために欠かせないページから作ります。
3. サービスを比較する
独自ドメイン、スマホ対応、フォーム、解析、バックアップ、データ書き出し、料金、サポートを比較します。見た目のテンプレート数だけで選ばず、公開後に必要な機能を確認します。
4. 原稿と画像を用意する
対象顧客、対応内容、料金、実績、連絡先を事実に基づいて書きます。画像の利用条件、人物の掲載許可、代替テキストも確認します。他社サイトの文章や画像を流用しません。
5. PCとスマートフォンで確認する
文字の大きさ、余白、表、画像、ボタン、メニュー、リンク、フォームを複数端末で確認します。自分の端末だけでなく、回線速度や画面幅が違う環境も想定します。
6. 公開と計測を設定する
タイトル、説明、サイトマップ、解析、問い合わせ完了を確認します。公開日、サービス、契約、アカウント、設定を一覧に残します。
7. 月1回の運用日を決める
料金、営業時間、実績、フォーム、リンク、バックアップ、契約更新を確認します。担当者不在でも続けられるよう、手順と代理担当を決めます。
自作費用を抑えながら失敗を減らす方法
最小構成から始める
使うか分からない会員、予約、動画、複雑な動きを最初から入れないことです。必要になった機能だけ追加すれば、学習と障害対応の範囲を抑えられます。
文章と写真を先に揃える
ツール選びや色調整の前に、掲載内容を決めます。原稿がないとテンプレートを何度も作り直しやすくなります。営業資料や顧客からの質問を基に構成します。
重要部分だけ専門家へ頼む
ロゴ、撮影、文章、フォーム、移行、セキュリティ診断など、失敗時の影響が大きい部分だけ依頼する方法があります。依頼範囲、納品物、管理権限を文書で確認します。
作成時間にも上限を決める
無料で作り続けても、担当者が本業へ使う時間を失います。公開期限と作業時間を決め、超えそうならテンプレート利用や部分外注へ切り替えます。
自作が向くケース
- まずは1ページで情報を出したい
- 更新内容が少ない
- 写真や文章を自分で用意できる
- 使うサービスを絞れる
- 公開後に月1回以上見直す時間を確保できる
自作が向きにくいケース
- 問い合わせや採用を本気で増やしたい
- 既存サイトからの移行がある
- フォームや予約機能がある
- 複数人で更新する
- 乗り換えや権限管理まで考えたい
自作か外注かを決めるチェックリスト
次の質問に「いいえ」が多い場合は、全部を自作せず部分外注または制作会社への依頼を検討します。
- [ ] 公開目的と対象顧客を一文で説明できる
- [ ] 原稿と写真を用意できる
- [ ] 月に作業時間を確保できる
- [ ] 独自ドメインと契約名義を管理できる
- [ ] フォームを実際に送信して確認できる
- [ ] スマートフォン表示を確認できる
- [ ] バックアップと復元方法を説明できる
- [ ] セキュリティ更新を継続できる
- [ ] 担当者が休んだときの代理がいる
- [ ] 別サービスへ移る際にデータを取得できる
一方、1〜3ページの暫定サイトで、複雑な機能がなく、公開後の担当者が決まっているなら、自作で小さく始める合理性があります。将来外注する前提でも、ドメイン、原稿、画像、解析アカウントを自社で管理しておけば引き継ぎやすくなります。
公開前の最終確認
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 基本情報 | 会社名、住所、電話、営業時間、料金が最新 |
| 導線 | 各ページから問い合わせ・予約へ移動できる |
| 表示 | PC・スマホで文字、画像、表が崩れない |
| フォーム | 送信、通知、自動返信、完了画面が動く |
| 権利 | 写真、ロゴ、文章、フォントの利用条件を確認 |
| 安全 | HTTPS、更新、バックアップ、管理者権限を確認 |
| 検索 | タイトル、説明、サイトマップ、noindexを確認 |
| 管理 | 契約、アカウント、更新日、担当者を記録 |
よくある質問
自作でもSEOはできますか
できますが、ページ構成、タイトル、内部リンク、表示品質、継続更新まで見ないと成果は出にくくなります。公開しただけでは足りません。
無料サービスで十分ですか
目的次第です。短期の告知には十分なこともありますが、事業の公式情報を蓄積したいなら、独自ドメインや将来の移行も考えて選ぶ方が安全です。
途中から制作会社へ引き継げますか
可能なことは多いです。ただし、ドメイン、サーバー、素材、フォーム設定が整理されていないと引き継ぎ費用が増えやすくなります。
WordPressなら自由に移行できますか
WordPress本体は移行できても、使用テーマ、プラグイン、独自機能、サーバー設定、ライセンスによって作業は変わります。管理者権限、ファイル、データベース、画像、契約情報を確認し、移行前に見積もりを取ります。
自作サイトでも問い合わせを増やせますか
制作方法だけでは決まりません。対象顧客、サービス内容、料金、実績、FAQ、CTAを揃え、検索やSNSなどの入口と、フォーム送信までを計測します。デザイン変更より先に、訪問が少ないのか、訪問後に反応がないのかを分けます。
自作をやめる判断はいつですか
本業より制作時間が増える、重要な更新が止まる、フォームやセキュリティに不安がある、必要機能がサービスの制限を超える時です。全面外注だけでなく、保守、更新、デザイン、移行など困っている範囲だけ依頼できます。
自作か外注かを整理して決められます
New Checkでは、ホームページを自作で始めるべきか、最初から外注した方がよいかを、更新頻度、問い合わせ導線、運用体制から整理しています。自作で進めてよい範囲を見極めたい場合はご相談ください。
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筆者プロフィール

New Check編集部
Web制作・SEOコンテンツ編集
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